- 氏名
- 大西 典子
- 所属・職名
- 山野美容芸術短期大学・教授
- 学位
- 社会福祉学修士
ジェロントロジー研究所における研究概要
ジェロントロジーのめざす高齢社会の社会課題解決に、山野学苑は「美容福祉」という新しい社会福祉教育と研究、社会実践で取り組んできた。超高齢社会となり具体的な美容福祉実践における課題も多岐にわたっている。特にコロナ禍に高齢者を含めた多くの人の生活の質を維持するために、美容福祉事業を適切な感染予防対策を取りつつ進めていく必要が出た。この社会的な課題に、本研究所の専門領域を超えた連携により取り組むことができ、学術的な面でも実践的な面でも大きな成果が得られた。今後はこの取り組みをロールモデルとして、専門領域の壁を越えた研究につなげたい。
職歴
期間 | 所属・職名 |
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2003年~現在 | 山野美容芸術短期大学 常勤講師 |
2018年~現在 | 大妻女子大学 非常勤講師 |
2011年~2017年 | 東京福祉専門学校 非常勤講師 |
2009年~2010年 | 大島老人ホーム 看護師 |
1997年~2000年 | 頌栄人間福祉専門学校 常勤講師 |
1986年~1997年 | 錦秀会高等看護学校 常勤講師 |
1981年~1986年 | 京都大学付属病院 看護師 |
学歴
期間 | 所属・身分 |
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2015年~2017年 | 日本社会事業大学大学院 社会福祉学研究科修士課程 |
1978年~1981年 | 鳥取大学 医療技術短期大学部 看護学科 |
主な社会活動・大学外の委員活動
- 一般社団法人 日本美容福祉学会第19回学術集会実行委員長
- 一般社団法人 日本美容福祉学会第18回学術集会実行委員長
- 一般社団法人 日本美容福祉学会第17回学術集会実行委員長
研究キーワード
- 美容福祉
- 地域包括ケア
- フレイル予防
- 認知症予防
- 緩和ケア
所属学会
- 日本美容福祉学会
- 日本早期認知症学会
- 日本認知症予防学会
主要研究業績(学術論文・著書・分担執筆・特許・Webツール公開など)
・Keiko Ishii, Yoshiko Ohno, Maiko Oikawa, Noriko Onishi, Relationship between human exhalation diffusion and posture in face-to-face scenario with utterance, Physics of Fluids, 33(2) 2021, (Selected as Featured Article)
・大西典子、大野淑子、及川麻衣子、石井慶子 「理美容事業における施術時の呼気可視化と感染予防対策」日本美容福祉学会 NEWSLETTER 第1号 2021.2.20
・「『新型コロナ(COVID-19)によってもたらされた社会』と美容福祉実践の意義」 NEWSLETTER NPO全国介護理美容福祉協会 第12号 2020.9.20
・「新型コロナ感染症による地域社会の変化と『共生と連携と予防』に関わる美容」日本認知症予防学会東京支部会報No.006 2021.1.29
・「地域共生社会と美容福祉」 日本認知症予防学会東京支部会報No.003 2020.6.30
・「地域社会につなぐ『美容福祉』」リハビリナース サイエンス化粧ケアVol.3第13巻3号(通巻86号) MCメディカ出版 2020.5.10
・解説論文 「美容福祉のストレス低減効果に関わるバイアス要因の分析」日本早期認知症学会誌 第10巻 第2号 2017 pp80₋87
招待講演
・「人生100年時代の理美容ビジネスに求められるもの」八王子理容所・美容所の開設者に対する講演会2019年9月
・第19回日本早期認知症学会学術大会 シンポジウム「エビデンスに基づいた脳の鍛え方」
「美容福祉のケアを効果的に提供するために-美容ケア構成要因を生理的手法で分析する意義-」2018年10月
・台湾 弘光科技大學台北教育センター/台中 弘光科技大學 2018年4月「台湾における美容福祉教育普及・啓発」
・第14回癒しの研究大会全国大会 ランチョンセミナー「美容福祉師による癒し効果―病院における美容師の役割」2016年11月
・日本美容福祉学会 第15回学術集会 「美容福祉の事業化を考える」基調講演 「美容福祉サービスの価値の転換」2015年11月